Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

伝統工芸「江戸切子」〜瀧澤利夫の手しごと〜

2017.5.22
天保5年(1834年)にビードロ屋の加賀屋久兵衛が金剛砂を使ってガラスの表面に彫刻を施したのが初めと伝えられる江戸切子。明治14年(1881年)にはイギリスから指導者を招き、指導を受けた日本人10数名によって、現代まで続く伝統的ガラス工芸技法が確立された。その後、大正から昭和初期に飛躍的な発展を遂げ昭和60年(1985年)に東京都の伝統工芸品産業に、平成14年(2002年)には国の伝統的工芸品に指定された。

今回のモデル、瀧澤利夫は日本で一流の職人のみが選ばれる伝統工芸士に認定され、業界で初めて瑞宝単光章を受章。由緒ある勲章や数々の受賞歴の背景には職人としての技術はもちろん、お客様とのコミュニケーションを大切にする気さくな人柄にもある。使う人の視点で作品を考えることに重きをおき、お客様と直接話しをすることで安心して作品を使ってもらうことも職人の仕事だと考える。さらに、個展や展示会、講師活動を通じ積極的にお客様との交流を行い、そこから生まれる新たなアイディアを作品に吹き込む。瀧澤利夫は日本に留まらず、世界にも江戸切子が普及することを目指し、いまもなお挑戦し続ける。